FX手法・EAロジック｜
FX手法・EAロジック｜EAが動かない!? トレーリングストップ機能しない？
EAが動かない!?
トレーリングストップも？？
そんな場合の対処方法
EA作成機で作ったEAが動かない！？ トレーリングストップが上手く機能しない？？
そんなときはOrderSend Error 130とOrderModify Error 130を確認してください。大半の問題が解決できます。このエラーの確認方法と対処可能を解説しています。
動かない原因を確認する
まず、ストラテジテスターでバックテストを実施してください。
次に、テスターの下にあるタブの一番右にある「操作履歴」をクリックしてください。
「通常タイプのEA」の場合
「トラップリピート型」の場合
通常タイプのEAの場合、OrderModify Error 130、トラップリピート型EAの場合、OrderSend Error 130が出ているケースがあり、これが原因でEAがうまく動かないというのが最も多くなっております。
「トレーリングストップ」がうまく動かない場合
トレーリングストップが上手くいかない場合も、OrderModify Error 130又はOrderSend Error 130がでているケースがあり、これによりトレーリングストップが上手く動かないケースが発生しています。
OrderSend / Modify Error 130とは？
OrderMiodify Error 130
各ブローカーは、サーバーへの過度な負担を避けるため、現在値から近い値へのオーダー変更ができないようになっています。
EA作成機の通常型EAの場合は、一旦発注をいれてから利確値、損切値を追加するという二段階オーダーになっています。
この際に現在値と利確値、損切値が近いとOrderMiodify Error 130が発生して利確、損切りの設定ができない状態が発生します。
OrderSend Error 130
OrderSend Error 130も基本はModifyErrorと同じです。発注値から損切値、利確値が
近いと発注が通りません。
EA作成機でトラップ・リピート型のEAを作成する場合、発注時と損切値、利確値が近いと発注がとおらず、全く稼働していないように見えてしまいます。
下記はFXDDとXMのストップレベルです。
上記の値以下の損切り値、利益確定値の発注は通りません。
なお、XMの場合でAUDNZDのストップレベルは21pipsという異常に広い値となっていますので気を付けましょう。
異様に広いストップレベルですが、これ以下でのオーダーは通りません
Error 130の対処方法は？
対処方法は簡単です。
ストップレベルを調べて、損切り値、利確値をストップレベルより大きくするだけです。
ストップレベルの調べ方
まずMT4を起動したら、メニューの「表示」から「気配値表示」をクリックしてください。
次に調べたい通貨ペアを右クリックしてメニューを表示し「仕様」をクリックします。
出てきた画面のストップレベルの値を確認します。
表示されるのはPointレベルですので、大体の業者はその１０分の１がpips単位になっています。
このケースでは40pointsなので4pipsということになります。
利確値、損切り値はここで調べたストップレベルを超えた値にすることでOrderSend Error 130及びOrderMiodify Error 130を避けることができます。